エノキ 内蔵脂肪 を減らす 特効成分 があることが確認されました。お腹やせ効果大でぽっこりお腹を改善したい人には朗報です。
エノキ 内蔵脂肪 を減らす 特効成分が成分が多い
中高年になると、おなかがポッコリと突き出た内臓脂肪型肥満に、多くの人が悩むようになります。体型は、太っていないし、体重も若い頃と比べてそれほど増えていないのにお腹だけがポッコリと出てくるようになります。
内臓脂肪の蓄積は、食べすぎや運動不足などによって起こります。そのため、内臓脂肪を減らすには、適度な運動を行いながら、食事で脂肪や糖のとり過ぎを控えることが大切。
それと併せて、内臓脂肪型肥満の解消に、ぜひともおすすめしたい食材があります。
それは、食卓でもおなじみのエノキタケ(エノキ) というキノコです。
キノコ類は低カロリーの食材であり、すぐに満腹感を得られて摂取エネルギーを抑えられることから、ダイエット食材として人気が高まっています。
エノキをはじめ、マイタケ、シイタケ、ブナシメジなどのキノコ類は、生薬(漢方薬などの原材料となる植物や動物・鉱物・菌類など天然産物)としても利用されており、脂肪を消費しやすくし、胃腸や肝臓の働きを高め、免疫力(病気を防ぐ力)も強めるとされています。
こうしたキノコ類の中でも、エノキは内臓脂肪を減らす働きが特に強いのです。東洋医学において、体内で利用されない過剰な水分や脂肪を「湿邪」といいます。湿邪はおなかにたまりやすく、内臓脂肪も湿邪の1つと考えられています。
中国料理では、エノキはこの湿邪を取り除く健康食材として使われます。東洋医学において、エノキは内臓脂肪を減らすことに大きく役立つと考えられてきたのです。
では、エノキがどのように内臓脂肪減らしに役立つのかを、科学的に解明していきます。
まず1つめは、エノキには食物繊維が豊富なことです。食物繊維には、食事でとった余分な脂肪をからめ取り、排出する働きがあります。特に、エノキなどのキノコ類に含まれる食物繊維は、腸にたまりやすい性質があります。この食物繊維を分解しようとして、腸は活発に動き、結果として便通がよくなって、肥満の原因となる便秘の改善に役立つのです。
2つめは、エノキにキノコキトサンが多いことです。キノコキトサンは多糖類の一種で、脂肪を分解して吸収しやすくする酵素の働きを抑えることがわかっています。キノコキトサンは、数あるキノコの中でも、エノキに最も多く含まれています。
さらに3つめは、最近の研究で、脂肪を直接、強力に燃やす成分がエノキに見つかったことです。これは、横浜薬科大学の研究で発見された「エノキタケリノール酸」というエノキ特有の成分です。
内臓脂肪が2割以上も減少
激しい運動などをすると、私たちの体内では、アドレナリンというホルモンが分泌されます。そして、体内の脂肪ベータ細胞の表面には「β-アドレナリン」という受容体があり、分泌されたアドレナリンがβ-アドレナリンを刺激することで、脂肪が燃えるしくみになっています。
しかし、運動不足でアドレナリンの分泌量が減ったり、甘いものや脂っこいものをとり過ぎたりすると、脂肪は十分に燃やされません。その結果、特に腹部にある臓器の周囲に内臓脂肪がたまりやすくなり、おなか太りを招いてしまうのです。
エノキタケリノール酸には、このβ-アドレナリンを刺激し、脂肪を燃やす働きがあります。特筆すべきは、内臓脂肪を集中的に燃やすことです。研究グループが行った試験によって、エノキタケリノール酸の内臓脂肪を減らす働きが実証されています。
試験では、BMI値が26~30 の男女250人を対象に、干しエノキを8週間とってもらいました。その結果、内臓脂肪の量が平均で23% 減少したのです。この研究結果は、国際会議の講演や論文で発表され、大きな反響を呼びました。
このように、エノキの内臓脂肪減らし作用には目を見張るものがあります。そして、こうしたエノキの働きを、手軽に、しかも効率よく利用する方法もわかりました。
それは「エノキ茶」を手作りして飲むことです。エノキ茶を飲めば、エノキタケリノール酸を効率よくとることができます。
実際にエノキ茶でウェストが痩せた人の感想がこちらにあります。